こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

図書館周辺に子育てセンター(仮称)をつくりたい

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今日は一般質問3日目。山口昌宏議員から今後の図書館のあり方について質問。

実は、キッズライブラリー構想を今後どうするのか、市長就任以来ひらすら考えてきましたし、子育て中の方々にも色々と話を聞いてきました。その中で多くの方から出てきたのは「家族で楽しく学べる場所を」をという声。

子育て支援というと、全国どの自治体も取り組んでいるテーマ。ただ、武雄市には浦郷教育長のもと、ICT教育や花まる学習会との連携など「教育」という他にはない強みがある。だからこそ、僕は「子育て支援」ではなく、「子育て支援・教育」の圧倒的な充実を、政策の一丁目一番地として掲げています。

僕としては、家族での子育て、加えて「教育の武雄」らしく、未就学児から楽しく学べる機会をつくりたい。

で、答弁では、私から「図書館周辺に子育てセンター(仮称)をつくりたい」と回答。

あわせてイメージ写真もモニターに出しました。これは外国の施設であくまでイメージなのですが、こういう場所で、休みの日に、本のスペースや読み聞かせ、あるいは遊ぶスペースなどで家族で楽しく過ごしている姿って、想像できませんか?

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とはいうものの、まだ適地も決まっていないし、中身はこれから。でも、僕の子育て支援・教育の充実の柱として、これはぜひ前に進めていきたい。溝上教育部長のもと、皆さんの意見を聞きながら構想を練っていきたいと思っています。

議会の模様の詳細は以下をどうぞ。

<以下、議事録速報版>

小松市長/その上で今後の図書館のあり方ですが、先ほど、議員もおっしゃったように、現在図書館を見ると、いくつか課題があると。例えば図書館の、駐車場が狭いとか、キッズスペースが少ないとか。そういったご要望を多くいただいているところであります。

そこで私も一利用者として、いろいろと利用しております。気付いた点を含めて、特に、母親の方、父親の方と話すと、ぜひキッズスペースを広げてくれという声が非常に多いということに私この地域回りをした中で、そういう声をいただきました。

改めて当初、キッズライブラリの話だったんですが、キッズライブラリから少し私は視野を広げてみて、私がしたい子育て支援、教育、そういったことを踏まえて、幅広く考えてみたところです。

よく言われるのは、子どもと一緒に時間を過ごすような、そういった場をもっと増やしてほしいというふうにそういう声を非常にいただいています。

例えば、長くなりますが、例えばあるお母さんは言っていましたのが、私たちはサラリーマンだと。休みは土曜日か日曜日。家族ですごせるのは、どちらかの1日だというようなときにせっかくだからそこを充実した時間を過ごしたい。いろいろ公園あるじゃないですかと言ったところ、公園は実は雨降ったら行けないですよね。あといわれたのは、実は夏はものすごく暑いし、子どもがそこは体が心配だというような声ももらいました。結局商業施設に行き、そして、図書館にも行くんですが、そういったところしかないというような話をかなりいただいたところです。あとは楽しく学べる場があればいい。人によってキッザニアというようなもの、というような話でしたが、それは家族で楽しく、しかも学べる場というのがこの周辺にはない、そういう声をたくさんいただきました。

長くなりましたが、いろいろ私もこの期間ずっと考えておりまして、ぜひ、ここは図書館周辺にキッズライブラリーをさらに発展させた、仮称ですが、子育てセンターをぜひつくりたいというふうに思っています。図書館の側に、ということはとりもなおさず、図書館の相乗効果を期待してのものであります。

これはあくまでイメージ。外国の建物ですが、例えばこういうところで、子どもと親子で一緒に学べる。そして例えば、母親が図書館に行ってる間に父親と子どもは、こちらで遊んだり、一緒に学んだりできる、そういった場をぜひつくりたいというふうに思っています。

ただ、今、適地があるかというと、検討には入っていません。ぜひそういった適地の検討等も含めて、そこは教育部長、プロジェクトリーダーとしてぜひ今後実際の実現に向けた今調査を進めていきたいというふうに思っております。

子育てと教育、これは私が大事にしたいところで、まさに未就学児のころから、楽しく学べるというようなところ、そういった場を武雄において、これを子育て、教育の1つの私の柱としていきたいというふうに考えています。

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