こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

武雄市役所が「イクボス」宣言!

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今日、武雄市役所で「イクボス」宣言。メディアの皆さんもかなり関心が高いようで、多くの報道陣が。NHKこちらサガテレビこちら

イクボスとは、職員が仕事と子育てや介護などを両立できるよう支援し、自らも生活を楽しむことを目指す上司のこと。今日は、私以下副市長、教育長、部長級職員、課長級職員の管理職60名がイクボス宣言書にサイン。佐賀・長崎の自治体では初めての試みとのこと。

私からは「上司が率先して働きやすい職場を作る、これはまさに『働き方改革』。武雄市が率先して行い、市内企業や県内への波及を期待したい。」と説明。

地方分権で行政の事務が増えている中、育休などを取れるようにし、仕事と家庭の両立をさらに進めていくためには、いかに仕事を効率化させるか、結局、仕事の仕方を変えていくことが必須だと思います。

そういう意味で、今回を契機に、チームで仕事をする、会議のやり方を変える、説明資料は最小限になど、管理職が率先してぜひ目標設定してもらいたい、そう考えています。

加えて、今回、「孫の育休(孫休暇)」を今後新設することも表明。都市部ではなかなか難しいでしょうが、武雄のような地域では、三世代で住んでいたり、親と子が近所に住んでいることが多い。子がどうしても子育てできない場合に、親(おじいちゃん、おばあちゃん)が孫の子育てをするのはありだと思うんです。

また、同居していない家族についても看護休暇を取れるようにしたいと考えています。ただ休暇を取りなさいということではなく、地域の事情、各家庭の事情に応じて選択肢を増やしたいというのが、これらの改正の狙い。

そもそもイクボス宣言をすることになったのは、先月、厚生労働省の方から「塩崎厚生労働大臣をはじめ、イクボス宣言をする組織が増えてきている、武雄市もぜひやったらどうか」と話を聞いたのがきっかけ。それを聞いて、ぜひうちもやろうと即断。

働く一人一人が、仕事も家庭ももっと充実した暮らしへ。

イクボス宣言をきっかけに、そういう組織風土をもっともっと作っていきたいと思います。

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