武雄市のICT教育、第一次検証報告
今日は東洋大学で、「武雄市ICTを活用した教育 第一次検証報告」に関する記者会見。
武雄市では、平成22年12月から市内の1小学校でタブレットを導入。昨年からは市内の全小学生に、今年からは全中学生にタブレットを配布。それに合わせて、動画を活用した反転授業(武雄ではスマイル学習と呼んでいます)をスタート。
また、DeNAの協力で、昨年10月から小学1年生を対象に、山内西小学校でプログラミング授業を実施。
これらICTを活用した教育について、松原聡副学長はじめ東洋大学の皆さんに検証していただいています。今回は第1次検証の報告。東洋大学の皆さんには本当に感謝します。
文科省や首長の皆さんからは「ICT教育の検証が知りたい」と、これまで幾度も言われてきました。そういう意味で、今回の検証報告は、武雄市のみならず日本全国にとっても意味あることだと思っています。
私が考えるICT教育のメリットとは、学習意欲の向上、生徒一人一人に合わせたきめ細かい学力の向上、そしてアクティブラーニングによる21世紀型スキル(協働的問題解決能力)の向上。プログラミング教育(自分でプログラムを組むという経験)は自己肯定感(自尊感情)を養うものと考えています。
私たちとしては、今回の検証結果を踏まえて、PCDAサイクルを回して、子どもたちの生きる力の向上につなげていきたいと考えています。
あと、今日明日は全国市長会。その合間に、佐賀県庁の音頭で、地方創生コンシェルジュ(霞が関の方々)や石破大臣、平副大臣との懇談。明日も朝から予定みっちりですが、頑張りたいと思います。