こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)のほぼ日活動日記です。元武雄市秘書課長。

高校生と武雄の未来を創ろう!

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「自分たちのまちは自分たちでつくる。」

このことを、市長就任後の2年半進めてきました。

もともと地域単位でのまちづくりが盛んな武雄ですが、いま各区では独自の取り組みがどんどん生まれつつあります。

加えて大事だと思うのが、10代の皆さんが地域に関わること。その前に、自分が住む場所を知ること。

この1ヶ月間、武雄高校の皆さんが街に出て、チームで色々と取り組んできました。これを仕掛けたのは、武雄高校の先生に加え、武雄市役所の諸岡課長と田栗係長。コーディネーターは中村直子さん。

今日は5つの高校生グループから武雄市議会の議場で成果発表。傍聴席は満席。内容は、情報発信、自転車のまちづくり、温泉卓球、郷土料理、ペットでまちづくり。

1ヶ月前に彼ら彼女らに言ったのが「まちづくりとは決して難しいものではなくて、自分が好きなことや気になることをやるのがまちづくり。まずはやってみよう。やってみてから修正していけばいい」と。

高校生がこの1ヶ月に取り組んだことは、ひょっとしたら大河の一滴かもしれない。でも、その一滴は、水面で共感という波紋をつくり、それが周りの大人の行動を促し、やがて大河につながっていく気がします。

だから、今日で終わりではなくて、自分たちができる範囲で継続していってほしい。
本当にお疲れ様。でも、未来を作るのは君たちだ!

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東北三大祭り「秋田竿燈」が来年武雄に!

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昨日まで4日間開催された東北三大祭りの一つ「秋田竿燈まつり」。

来年5月、秋田竿燈が武雄にやってくることが決定しました!

戊辰の役でアームストロング砲を含む10門の大砲、そして武雄軍1,000名が秋田に派遣され、秋田藩を助けたことをきっかけに、昭和61年から続く武雄市秋田市の交流。

今でも、毎年10月に秋田で慰霊祭が行われ、武雄からも市民の皆さんが参加しています。

この秋田竿燈、九州にはほとんど来たことがないのですが、実は24年前に一度だけ武雄に竿燈が来たことがあります。その時の見物客はなんと2万人。市民の皆さんや職員の中には、当時の盛り上がりを懐かしそうに話す方もたくさんおられます。

で、平成5年当時の貴重な写真がこちら。温泉通りは人・人・人。

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そういうこともあって、来年の明治維新150周年の年に、秋田竿燈をなんとか武雄に招致できないか。これまでずっと模索してきたのですが、先週、秋田市の穂積市長から快諾をいただきました。

先週あわせて竿燈まつりを初めて見学したのですが、その迫力、まさに圧倒。

50kgはある竿燈を手や腰、額で持ち上げる技、それを盛り上げるお囃子、「どっこいしょー」の掛け声、そして会場の熱気。写真や動画で見るのと生で体感するのは全然違います。

今回の決定は、ひとえにこれまで秋田市と交流していただいていた市民の皆さんのおかげ。市民の皆さん、粘り強く交渉してくれた職員の皆さん、秋田市の皆さんはじめ、関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。

さあ来年、武雄は秋田竿燈で最高に盛り上がります!!

市民の皆さん、佐賀の皆さん、九州の皆さん、ぜひご期待ください。

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被災地派遣 市民ボランティア「チーム武雄」の参加者を募集します

被災地の痛ましい現状を見て、「自分も何かできないか?」と思われている方は多いと思います。現地では、家から泥をかき出す作業など、今後ボランティアの力がますます大切になってきます。そして、現地でのボランティアの受け入れ態勢も整ってきています。

そこで、このたび武雄市では、被災地での支援を行う市民ボランティア「チーム武雄」の参加者を募集します。

各回10名で、市内在住・在勤の方であればどなたでも参加できます。支援先は朝倉市を予定しています。まずは7月23日(日)、7月30日 (日)の2回を募集します。なお、ボランティア保険は市でまとめて加入します。

8月以降については改めて募集を行いますが、とにかく息の長い支援が必要だと考えています。

ただ、被災地では猛暑の中の力仕事となるため、参加にあたっては、ご自身の体力と十分ご相談ください。現地でボランティアを行う以外にも、募金や義援金を渡す、物資を送る、など、様々な支援のやり方があります。

被災地支援は、一人一人の力はたとえ大きくないとしても、たくさんの人が関われば、ものすごく大きな力になります。1人の力を10人の力に。100人の力に。1,000人の力に。このボランティアチームの動きを他の自治体にも広げていきたい。ぜひ皆さんのシェアをよろしくお願いします。

実施にあたっては、今回も職員の皆さんに短期間で各種調整を行ってもらいました。市民ボランティア派遣のやり方などについて参考にしたいという方がおられましたら、武雄市企画政策課・市民協働課(0954-23-9325)までお気軽にお尋ねください。

「チーム武雄」として、市民の皆さんのご協力をどうかよろしくお願いします。

◆募集内容
◯派遣先:
朝倉市災害ボランティアセンター(福岡県朝倉市宮野2003-1 朝倉球場)
◯期日:
第1回 7月23日(日)(募集開始:7/13、締切:7/19 17:00)
第2回 7月30日(日)(募集開始:7/13、締切:7/26 17:00)
※8月以降は、後日募集いたします
※天候及びボランティアセンターの受入れ状況により中止になる場合があります。
◯日程・行程:
7:00 武雄市役所出発(市マイクロバスで移動)
9:00 朝倉市災害ボランティアセンター受付、現地災害支援活動開始
(昼食)
16:00 現地災害支援活動終了
18:00 武雄市役所到着(市マイクロバスで移動)
◯支援内容:
一般家屋の泥だし、家財道具の搬出作業
その他、ボランティアセンターより指示のある作業
◯人数(市民ボランティア):
10名/日(※先着順)
※猛暑の中の作業になりますので健康面で不安のある方は、参加をご遠慮ください。
◯準備するもの:
汚れてもいい服装(長袖・長ズボン)・帽子・タオル・厚手のゴム手袋・長靴もしくは安全靴・飲み物・弁当・弁当用保冷剤・健康保険証・運転免許証
※ヘルメット、スコップ、ゴーグル、マスク、ビブスにつきましては市で準備いたします。
※各自で熱中症対策の準備をお願いします。

申し込み先については、こちらをご覧ください。

http://www.city.takeo.lg.jp/information/2017/07/004241.html

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(写真は、5年前の九州北部豪雨の時の「チーム武雄」による支援の様子です。)

ウルトラパパの絵本と子育て〜宮西達也さん絵本ライブ

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今日は、こども図書館プレイベント第3弾「ウルトラパパの絵本と子育て〜宮西達也さん講演会&絵本ライブ」。

「おとうさんはウルトラマン」「おまえうまそうだな」など、有名な絵本を数々世に出されている宮西達也さん。第1弾・第2弾のときと同様、事前の参加整理券は配布開始日からほどなくしてソールドアウト(無料ですが)。宮西さんの人気がうかがえます。

今日は1時間半の絵本ライブ&講演。宮西さんの絵本は、僕もよく子どもに読み聞かせをするのですが、話のオチがどの本も本当に素敵。リズム感もよく、子どもの食いつきもすごい。

今日は宮西さんに加えて、市役所の錦織課長や高橋さんはじめCCCの皆さん、それに不肖私も絵本ライブに飛び入り参加。これが実に楽しかった。やっぱり読み手が楽しむことが何より大事ですし、実際、絵本は大人が楽しめるものだと改めて実感。

講演の後は、15分ほど対談。ここで、10月オープン予定のこども図書館の紹介も。こども図書館は、本や食、講座、体験を通じて、大人も子どもも誰もが先生になれる、交流できる、すんごく楽しい場所にしたい。ぜひご期待ください。

しかし、会場に第1弾で講演をしていただいた佐藤剛史さんファミリーが来られていたのにはびっくり。「今日の午後は、家族で宇宙科学館に行きます!」と言われていました。やはり、子どもが、家族が本当に好きな人の言葉には説得力がありますね。

今日のイベントで、家族の絆がより深まってもらえれば、こんなに嬉しいことはありません。参加いただいた皆さん、宮西さん、スタッフの皆さんありがとうございました。

こども図書館オープンプレ企画第4弾もお楽しみに!

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観光について少し考えてみた

先日、ある方が「観光とは行楽地を見ることではなく、つまりは人と人との交流だ。」とおっしゃった。

僕もその意見に全面的に賛成で、その上で「交流そのものもいわば手段。では人は何のために交流するのでしょうか?」そんなやりとりをしていました。

観光という字は、国の光を観ると書く。これは易経に出てくる言葉ですが、国の光を見せるということは君子の心得で、いい国を作りたいと思うのであれば、国の光を見せなさい、見るに耐えるようなものとして民の生活を良くしなければならない。それが本来の意味だと理解しています。

それもわかった上で、僕自身は、人と人が交流することで、その人は、人生の喜びだったり生きる幸せが感じられる。それこそが、つまりは観光の素晴らしさではないか。そんなふうに考えています。

そう思うのも、我が家の話で恐縮なのですが、長女の名前を決める時に、多くの人と交わることこそが人生を豊かにする、という意味を込めて「千紗(縦糸と横糸が無数に交わる)」と名付けた。そういった僕自身の価値観からくる話かもしれません。

シンガポール人の皆さんが武雄市に田植え体験に来られた、体験型観光ができて良かった、これこそがインバウンド観光だ、ということで終わるのではなく、それはあくまできっかけ。

僕が目指しているのは、その先にある、国を越えた人と人との交流、そして、一人一人が出会うことによって、一人一人の人生が豊かになる、そこまで考えて初めて「観光」と言えるのではないか。

一昨日、シンガポールの皆さんが武雄で田植えアクティビティ観光をしているのを見ながら、改めて「観光」について思いをめぐらせてみました。

そういう、人生の交差点のようなまちに、この武雄をしていきたいと思います。

シンガポール人5組が「さがびより」田んぼのオーナーに

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外国人の方に7年連続特A米「さがびより」田んぼのオーナーになってもらう「さがびよりオーナー制度」。

構想着手から約2年。本日シンガポールから16名の観光客がお越しになり、さがびよりの圃場で田植え体験。そして今日、5組の外国人田んぼオーナーが誕生しました。

もともとは、市のシンガポール事務所をきっかけに、海外に米を輸出したいと考えていたのですが、シンガポールのスーパーの棚を見ると、北海道産米がずらり。この光景を見てさすがに厳しいと痛感。でも、だったら、武雄に来る外国人観光客に武雄でお米を買ってもらえばいいんじゃないかという話に。

そこから、じゃあ、外国人観光客に田んぼのオーナーになってもらって、体験型観光として田植え・稲刈りをしてもらい、自分で作ったお米を本国へ送る「オーナー制度」はどうだろうか?という話に繋がりました。これが当時のシンガポール出張初日の話。

そして、翌日、現地の旅行会社を訪問。日本の農業を、農地を世界中の人で守りたい、米を通じて、シンガポールと日本の交流を深めたいと直談判。それに真っ正面から応えてくれたのがFollow Me Japanの西村会長。

その後、市側はシンガポール事務所の笠原所長と営業部が窓口となり、Follow Me Japanと一緒になって、スキーム作りから営業活動まで一体となって実施。でも、市だけではもちろん実現できない。

そんな中、とにかく橘町の皆さんの熱意がすごかった。さがびよりは「ななつ星」にも採用されているのですが、武雄温泉駅に到着するななつ星を、毎週欠かさず地域でお出迎えされているほど。そして農家の皆さんは、厳格な管理のもと、高品質のお米作りをずっと追求されている。

昨年のモニターツアーから今日に到るまで、橘町の地域営農推進協議会(山口会長)、共乾利用組合(角組合長)、地元・JA・市議会・Follow Me Japanそして市役所の皆さんなど、本当に多くの皆さんに熱を持って取り組んでいただきました。やはりまちづくりで大切なのは熱意と行動。改めて感謝申し上げます。

今日の田植え&試食会の様子は、下記写真をご覧ください。あちこちで「楽しかった」「一生忘れられない体験だった」という声をたくさんいただきました。

シンガポールは国土が狭く、農産物のほとんどが輸入。米に至っては100%輸入。オーナーになった方は「自分の子どもに自分たちが食べている米がどうやってできているかを教えたい」と。シンガポールはスクールホリデーなこともあり、子どもたちの姿も多く見られましたが、すごく楽しそうだった!

体験型インバウンド観光を活用して、新しい農産物の輸出の形をつくる。そして、橘町の取り組みを、武雄市全体の農業活性化につなげる。その先には、米を通じて、短期移住、さらには武雄市民とシンガポール人の交流へ。今日は壮大な構想に向けた記念すべきスタートの日。

オーナーの皆さんには、この秋、またぜひ武雄に来て稲刈りをしてもらいたい。その時はきっと「久しぶり!」と言い合える関係になっていると思います。そして素晴らしく実った「さがびより」40キロを武雄発、シンガポールの皆さんにお届けしたいと考えています。

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さがびよりオーナー制度、いよいよ本格始動へ

佐賀県武雄市の主要農産物は米。その中でも「さがびより」は7年連続特A評価、そして豪華観光列車「ななつぼし」に使われているなど、最高品質のお米です。

そんな「さがびより」を活かしたこんな事業がいよいよ本格始動します。

www.jiji.com

来週月曜日、オーナーであるシンガポールからのお客様(5組16人)が武雄に来られます。オーナーは、自分の田んぼで田植え体験をしたり、住民の皆さんとの交流を楽しまれる予定。そして、秋にはオーナーが再び稲刈りで武雄に。できたお米はこちらで精米してシンガポールのオーナーの元へ送ります。

インバウンド観光と農業を結びつけた、新しい農産物の輸出の形。おそらく全国でも例がないのでは。アイデアを思いついてからはや1年半。多くの皆さんの協力でここまで来ることができました。

明後日が楽しみです!