神村学園高校武雄校舎、本日入学式
今日は神村学園高校武雄校舎入学式。今年は20名が入学。
図らずも不登校や引きこもってしまった生徒。今通っている高校に違和感を感じた生徒。あるいは、自分はこれがやりたい!と夢を追いかけている生徒。
僕が目指したいのは、大人が子どもの未来の可能性を信じ、子どもはどんな境遇であっても自分らしく通える場がある、そんなまち。そして、この思いを共有する神村学園高校を、昨年武雄市に誘致。これは悲願でした。
神村学園の根幹は人格教育。先生・スタッフも、子どもと真正面から向き合う、熱い方ばかり。先月卒業した生徒は、声優になるという夢を見つけて次のステップに進んでいくなど、皆立派に羽ばたいています。
学校誘致と一言で言っても、何をやるのか以上に、誰とやるのかが大事だと、校舎に来るたびに痛感します。
僕の認識では、時代がこんなに多様化しているのに、今存在する高校が捉えている射程はまだまだ狭い。それを広げる手段の一つが通信制高校。設立2年目で生徒数は74名に。市外、県外からもたくさんの生徒が武雄まで通っています。
入学おめでとう。ぜひ友達を作って、自分のペースで学校生活を楽しんでください!
<神村学園高校武雄校舎>
若木町菅牟田区で市長と話そう会
今夜は、若木町菅牟田(すがむた)区で市長と話そう会。
菅牟田区は、山の中にある21戸60人の小集落。
でも、補助金を活用して、龍王宮の湧水を活用した水公園を整備したり、眉山キャンプ場(星空に一番近いキャンプ場)で星空観察をしたり、川祭り(毎年8月1日に開催。今年は7月30日だそうです)で小学生自然体験教室をやったりと、住民一丸となってまちづくりを進めている元気な地域。要は、人数ではなく思いとやる気なんだと思います。
今日は、山間地ならではの課題を色々と聞きましたが、湧水や満天の星空など、ここにしかない魅力を活かし、アイデア勝負と情報発信で、交流人口の増、そして移住定住にどうつなげていくか。
菅牟田区のこれからの展開が楽しみですし、市もサポートしていきたいと思っています。一緒に頑張っていきましょう!お疲れ様でした。ありがとうございました。
皆さんは木の年輪の一番真ん中の固い部分です〜退職辞令交付
本日、退職者27名の皆さんに退職辞令を交付。
朝一番、前田副市長への退職辞令の交付。大学時代に親交ができたという浦郷教育長も交えて懇談。副市長の清々しい笑顔が心に残りました。
その後、退職される皆さんへの辞令交付。定年退職の方から新たな道に進まれる方まで。こちらの市facebookページに辞令交付の時の写真を載せています。
私からは「皆さんがこれまで取り組まれてきたことは、武雄市を確実に前へ進めたと思っています。それを大いに誇りに思ってください。」と挨拶。
また、定年退職される皆さんには、このような話をしました。
「皆さんは、いわば木の年輪の一番真ん中の固い部分。そして、その周りにある年輪は、これまで皆さん方の背中を見て育ってきた数多くの後輩たちです。長い公務員生活で、皆さんが軸となって、立派で大きく、太い木が育ちました。皆さんの退職後も、木はずっと育っていきます。どうかこれからも、もっともっと木を大きく、そしてもっともっと豊かな森となるよう、よろしくお願いします。本当にお疲れ様でした。」
私が武雄市役所に入った時からお世話になっていた方々が、気づけばもう定年退職。もっとも定年退職は、また新しい人生の始まりでもある。
皆さん、これまで本当にありがとうございました。そして、今後もどうぞよろしくお願いします。
福祉と子育ての融合を 4月から副市長2名体制へ
今日は3月議会の最終日。
私からは、3月末で退任が予定されている前田敏美副市長の後任として、北川政次総務部長、浅井雅司副教育長の2名を選任したく、議会に議案を提出し、議会のご理解のもと、可決いただきました。
北川新副市長には主たる政策事務を、浅井新副市長には福祉及び子育てに関する事務を主に担当してもらう予定です。副市長2名体制は7年ぶり。
では、なぜ副市長2人体制にするのか。
そもそも、子育てや教育は私の政策の柱の一つ。加えて、子どもの貧困対策についても全国の先頭に立って進めていく必要がある。また、来年度当初予算案の記者発表でも話したように、福祉にさらに力を入れていきたい。福祉については、地域包括ケアシステムの構築という大事業が控えている。
何より私の問題意識として、例えば、高齢者は高齢者福祉、子どもは子育て支援という従来の縦割りからさらに一歩進んで、市民一人ひとりを起点に、住んでいる地域をベースとして、横割りで包括的に住民の皆さんの幸せをつくっていくべきだと思っています。いわば「福祉と子育て・教育の融合」を、今こそ一刻も早く進めなければならない。
そういう意味で、今回、福祉及び子育てを主に担当する副市長を置くことで、市民福祉の向上を強力に推し進める。4月からの新体制となりますが、決して止まることなく市政を前へ進めてまいります。
(新副市長となる北川総務部長)
(新副市長となる浅井副教育長)
また、議会閉会後に、議場にて前田副市長から議会に対しお礼の挨拶がありました。長年、職員として、副市長として、市民の暮らしを良くするために、そして武雄市を持続可能とするために、市役所の守護神として本当にご尽力いただきました。
挨拶が終わるやいなや、議場中に響き渡る割れんばかりの拍手。これこそ、前田副市長のすごさを物語っていると思います。 まだ月末までありますが、一つの区切りとして、これまで議会対応など、本当にお疲れ様でした。そして、いつもいつも、ありがとうございました。
武雄マボロシ実験場、会期終了!
アバンギャルドなアートイベント「武雄マボロシ実験場」10日間の会期が本日終了。
10日間の模様はこちらでレポートされています。
https://www.facebook.com/takeomaboroshi/?fref=ts
最終日は、製作してみんなで破壊するアートパフォーマンスや壁画制作など。ぶっ飛んでいてすごく面白かった。写真をぜひご覧ください。
武雄を舞台にした世界一短いロールプレイングゲームも体験。スーファミっぽいコントローラーも気になりつつ。地元の歴史と今を盛り込んだ内容でもあり、今後ドラクエシリーズみたく進化する可能性大。
著名人を講演で呼べば確かに人は来る。でも、それって瞬間風速的だし、別に武雄でなくてもできる話。
そうではなく、冒険的でエッジの効きまくった、なおかつ武雄の歴史文化の文脈を活かしたパフォーマンスやWSをやる。それによって、100人いたら5人の強烈なファン&リピーターが生まれる。あと、地元の誇りも。僕たちは、他でできることはやりません。
そして、クリエイター自身に加え、来場者や地域の皆さんが面白がって参加していたのが大きかった。特に地域の皆さんの「自分もやりたい」という動きとか「もう1日延長して展示したら?」といった声かけがすごく良かった。やっぱり「面白がる」って大事。
クリエイター同士やクリエイターと参加者のつながりも生まれたし、次につながるアートイベントだったと思います。これぞ、まちづクリエイティブ。全ての皆さんに心から感謝します。
また、自治体としては相当チャレンジングなプロジェクトを切り盛りしてくれたチームである、井上部長に弦巻課長、実質運営責任者である犬塚係長、山下くん、本当にありがとう。お疲れ様でした。
今日の武雄は千客万来!
今日の武雄はポカポカ陽気で千客万来。
まずは、スイーツオルレ。今日のウォーキングにはなんと300名近くの方が参加。半数以上が県外から、中には大阪からお越しの方も。武雄に歩きに来られる方は年々増えてきています。ボランティアガイドの皆さん、いつもありがとうございます。
別のエリアでは、まちづくりでつながっている皆さんが「まちつく06」というイベントで武雄にお越しに。若木、黒髪と回られていました。写真は、黒髪エリアのいろえ工房さんにて。聞けば、九州一円からお越しとのこと。
そして、今日からスタートした「武雄マボロシ実験場」。10名のクリエイターが武雄の各所で作品発表や参加型パフォーマンスを繰り広げます。僕も色々と回りましたが、とにかく面白い。ドクロの器で点てたお茶は不思議な感覚。イベントは20日まで開催。詳細はこちらです。
http://takeomaboroshi.com/stay/maboroshi_experiment_event_information/
これ、興味ある!というプログラムがあれば、ぜひお越しください。お待ちしています。
宇宙科学館横の保養村では、キャンプも行われていました。今日は4組15名とのこと。親子で楽しそうに遊んでいました。
3月11日(土)から20日(祝)まで、武雄市にクリエイターが集結!
武雄温泉街にあるレジデンスに滞在しながら活動されてきた(もしくはこれから活動予定の)クリエイターの皆さんが、この10日間武雄に大集合。
当日プログラムはこちら。
http://takeomaboroshi.com/stay/maboroshiexperiment/
佐賀新聞の記事はこちら。
他のサイトの記事はこちら。
佐賀県武雄市に全国のクリエイターが集結!10日間のアートイベントに注目! - ライブドアニュース
まちを舞台に、武雄をテーマにした作品披露やドローイング、トークイベント、ワークショップ、演劇キャンプなど実に多彩なプログラム。まさに大実験場。
大きなキャンパスに参加者と一緒に絵を描いて最後は全員で壊してしまうなんていうパフォーマンスもあるそうで。
あと「武雄を舞台に世界一短いロールプレイングゲームを作ろう」というゲームナイト。なんじゃこりゃ。気になる(笑)
ちなみに、こんな方々が来られるそうです。といっても、僕も詳しくないので、ネットで調べてみました。
そだきよし(石版画家)http://g-recolte.com/area/artist/kiyoshi-soda/
山口雄太郎(写真家)http://www.yutaro-yamaguchi.com/
福嶋さくら(画家)https://www.sakurafukushima.com/
進佳那子(画家)http://sinkanako.com/
畠山千春(新米猟師・ライター)http://chiharuh.jp/
石神夏希(劇作家)http://natsukiishigami.com/
太湯雅晴 (現代美術作家)http://futoyu.com/index.html
たかくらかずき(イラストレーター/アーティスト)http://takakurakazuki.com/
武田俊(編集者)http://dotplace.jp/archives/4752
菅隆紀(現代美術作家)http://yealo.jp/art/takanori-suga
福田尚平(素描家)http://seanftyler.tumblr.com/
これは気になるなーというのがあれば、ぜひ気軽にお越しください。そして、夜はディープな武雄と温泉を。お待ちしています。