放課後児童クラブ、1月から時間延長します
私の公約の一つでもあった放課後児童クラブの時間延長。
本日議会で答弁しましたが、来年1月より19時まで延長することを決定しました。
もともとこの問題、市内で子どもを持つ親御さんからはよく言われていました。
一番多いのが、保育園(未就学児)は19時まで預かってくれるのに、放課後児童クラブ(小学生が対象。今年度から6年生まで拡大しました。)は現行で18時まで。だから結局仕事を切り上げて、18時までに迎えにいかざるをえない。このズレを何とかしてほしいという話。
現在、ファミリーサポート制度を活用して、小学校終了後に預かってもらっているという話も聞きますし、サポーターの皆さんが本当に真摯に対応されているのも知っている。しかし、その上で、今の時代、この問題はいわば社会保障なのではないかと思うようになりました。
庁内でも、家庭教育がおろそかにされるのではないかといった懸念など、色々な議論がありました。私としても、家庭教育が大前提であり、家庭で過ごす時間が大切なのは当たり前。ただ、就労などで真に時間延長を必要としている人がいるのも事実。
武雄市内にはおられないと思いますが、たとえ悪用する人がいたとしても、本当に必要とする方々がいる限り、それをサポートするのが行政の役割だと僕は考えます。
指導員の皆さんはじめ、関係者のご理解・ご協力のおかげで延長を決定できました。
たかが1時間、されど1時間。
放課後の過ごし方については、こども教育会議でも議論していますが、地域の皆さんにも関わっていただく仕組みなど、各町の特色に合わせたあり方を目指して、今後も取り組んでまいります。