大同メタル工業(株)との進出協定締結
今日の午後、大同メタル工業株式会社(本社:名古屋市)と佐賀県、武雄市との三者で進出協定を締結しました。
これを受け、武雄北方インター工業団地内の約12haを分譲し、バイメタルと呼ばれる軸受け材料を生産する工場が建設されることになります。これによって、武雄北方工業団地の大部分が完売。
大同メタル工業は軸受(ベアリング)製造で世界最大手。技術も世界トップクラス。事業内容を知れば知るほど本当にすごい企業なのですが、そんな会社が九州初上陸。政府も地方創生のキーワードは雇用だと言っていますが、まさに今回の企業誘致は、地域活性化に向けた武雄の起爆剤になると確信しています。
ここまで来られたのも、大同メタル工業の大英断はもちろんのこと、知事・坂本統括監はじめ県庁の皆さん、そして武雄市役所の企業立地課の皆さんの長年にわたる懸命な努力の賜物。本当にありがとうございます。
しかし、大同メタル工業の判治会長は大物でした。控室で知事とともに3人でお話をさせていただいたのですが、「ものづくりに必要なのはひとづくり。ひとづくりの前にはこころづくり。日本人が大事にしてきたこころ=マインドこそ大事。それが佐賀にはある。」との言葉にはしびれました。謙虚かつ大胆、ユーモアもあり、人と心を大事にする判治マインドを、私も学びたいと思っています。