熊本地震での学びを、市防災計画に反映しました
今日は、武雄市防災会議。防災計画の修正を行いました。
主な修正ポイントは2つ。
・想定震度の修正
・熊本地震の課題を踏まえた修正
一つ目は、佐賀県が、大規模地震や津波による被害想定を見直したことを受けての修正。武雄市では、想定される最大震度を7に修正。
二つ目ですが、熊本地震においては、現地の皆さんは文字通り昼夜を問わず一生懸命対応されています(まだ続いています)。一方で、庁舎が崩壊したり避難所にヒビが入るなどのハード面の課題や、 物資の搬送やボランティアのマッチング、避難所の運営面での課題など、事前に備えておくべき項目が多く出てきたのも事実。
被災地はまだ復旧・復興道半ばではありますが、私たちとしては、熊本地震の被災地で見聞きした課題を踏まえ、とにかくできるものからスピード感を持って対策を練っていこうと、先日、僕から安全安心課にお願い。
時間がない中、よくまとめてくれました。熊本地震を踏まえた防災計画の修正はおそらく県内初。今後も随時修正していきたいと思っています。
今回修正・追加した項目は多岐にわたっていますが、その中でも受援計画とBCP(事業継続計画)を早急に策定することは、一つ大事なことだと思っています。
特に受援計画については、我々が熊本地震の支援を行っていた立場として、また、大規模災害には一自治体の職員だけでは到底対応できないことから、いかに周りの皆さんの力を借り、物資やボランティアの力などのリソースの配分を最適化し、全体をコーディネートしていくか。
ICTの力も借りることになると思いますが、ここは議論を重ねて、今後きちんと策定していきたいと思っています。