恩師の講演会
講演会後にしばし2人で話をしましたが、どうしても「知事!」ではなく「先生!」と呼んでしまいます(^_^;)
熊本地震に関する講演は示唆に富む内容でしたが、個人的にはその中でも、
・くまモンが成功した理由=楽市楽座→「無料で自発的取り組みを促そう!」
・熊本地震後の創造的復興のシンボル=阿蘇くまもと空港→コンセッション方式にして、県が独占するんじゃなく「みんなで使おう!」
公共空間で市民の自発的な参加を促し、公共空間を共有空間にしていく。これは今後無視できないトレンドだと思います。
武雄市でも、5月7日に市役所新庁舎オープン、そして12日に秋田竿燈まつりを開催。同じような発想で自発的な参加の連鎖を生んでいきたいと考えています。
あと、講演後に私から震災での市町村の役割について質問。蒲島知事からは、
・避難所運営などで行政が全て対応するのは困難。住民の力を最大限活用することが大事。
・庁舎が壊れたら震災対応は全くできない。庁舎は大事。市長など司令塔と拠点はしっかりとしておくべき。
といった話がありました。
熊本県では、刑務所を避難所とするなど、過去の常識にとらわれない対応もした、それこそが災害の対応力だとのこと。
「できないと思うな。どうしたらできるか考えよ。皿を割ることを恐れるな。政治は可能性の芸術。不可能を可能に。」
繰り返し知事が述べていたこの言葉をぐっと噛み締めて、明日からも取り組んでいきます。