衆院選を機に、自分自身を振り返る
衆議選は、改めて自分自身を振り返る機会でもあります。
先日、看護師の戴帽式でこんな挨拶をしました。
「皆さん、これから悩んだり苦しんだりするときがあると思います。そのときは『なぜ自分は看護師になろうと思ったのか。』この初心をぜひ思い出してください。そうすれば、進むべき道がわかるはずです。」
政党がどうかは関係なく、僕が尊敬している国会議員の一人に荒井 聡さんがいます。尊敬する友人である荒井 優さんのお父さんなのですが、荒井聡さんの信条は
「政治とは弱きものに光をあてるもの。」
ホームページには、彼が政治家を志したときの初心がこう書いてあります。
「戦争がない国を作りたい。貧しい子どもが未来をワクワクしながら待つような国を。日々を一生懸命に生きている人が報われる国を作りたいんだ。」(娘の裕美子さんのメッセージより抜粋)
僕がいつも大事にしているのは、
「どんな境遇であっても、すべての子どもたちに未来の可能性を。そして、すべての人が自分らしく幸せに生きられる社会へ。」
だから、厚かましくも荒井さんの初心には共感を覚えています。
荒井さんは超党派の「永田町こども未来会議」も主宰され、医療的ケア児の支援にも積極的です。武雄市でも、市内の小学校に通う医療的ケア児の支援を今年度から始めました。
娘を特別支援学校ではなく、普通学校に通わせたいとの希望がありました。そこで、学校や子どもたちのサポートを受けながら近所の小学校に通うことになったのですが、それでもお母さんは毎日、医療的ケアのために小学校で子どもに付き添わなければならなかった。
そこで今年度から、議会のご理解を得て予算を設け、お母さんの負担が少しでも和らぐようにと、週1回、看護師資格を持つ方がお母さんの代わりに小学校でその子に付き添っています。全国でもこのようなケースは2〜3例だそうです。
ちなみにこれは、うちの学校現場や教育委員会が発案。子どもの貧困対策もそうですが、こういう動きは本当に嬉しく頼もしい。
上記は一つの例ですが、やはり、僕の使命はどこまでいっても市民福祉の向上。すべての人が自分らしく幸せに生きられる社会へ。これからも皆さんと一緒に頑張っていきます。