福祉と子育ての融合を 4月から副市長2名体制へ
今日は3月議会の最終日。
私からは、3月末で退任が予定されている前田敏美副市長の後任として、北川政次総務部長、浅井雅司副教育長の2名を選任したく、議会に議案を提出し、議会のご理解のもと、可決いただきました。
北川新副市長には主たる政策事務を、浅井新副市長には福祉及び子育てに関する事務を主に担当してもらう予定です。副市長2名体制は7年ぶり。
では、なぜ副市長2人体制にするのか。
そもそも、子育てや教育は私の政策の柱の一つ。加えて、子どもの貧困対策についても全国の先頭に立って進めていく必要がある。また、来年度当初予算案の記者発表でも話したように、福祉にさらに力を入れていきたい。福祉については、地域包括ケアシステムの構築という大事業が控えている。
何より私の問題意識として、例えば、高齢者は高齢者福祉、子どもは子育て支援という従来の縦割りからさらに一歩進んで、市民一人ひとりを起点に、住んでいる地域をベースとして、横割りで包括的に住民の皆さんの幸せをつくっていくべきだと思っています。いわば「福祉と子育て・教育の融合」を、今こそ一刻も早く進めなければならない。
そういう意味で、今回、福祉及び子育てを主に担当する副市長を置くことで、市民福祉の向上を強力に推し進める。4月からの新体制となりますが、決して止まることなく市政を前へ進めてまいります。
(新副市長となる北川総務部長)
(新副市長となる浅井副教育長)
また、議会閉会後に、議場にて前田副市長から議会に対しお礼の挨拶がありました。長年、職員として、副市長として、市民の暮らしを良くするために、そして武雄市を持続可能とするために、市役所の守護神として本当にご尽力いただきました。
挨拶が終わるやいなや、議場中に響き渡る割れんばかりの拍手。これこそ、前田副市長のすごさを物語っていると思います。 まだ月末までありますが、一つの区切りとして、これまで議会対応など、本当にお疲れ様でした。そして、いつもいつも、ありがとうございました。