こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

「こども図書館はどんな図書館になるの?」にお答えします

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来年10月オープン予定の「武雄市こども図書館」。
これまでに例のない図書館にしたいと思っていますが、じゃあどういう図書館になるの?、とよく聞かれます。
詳細は今後さらに詰めていきますが、先日の市議会一般質問でこんなふうに答弁。
今からドキドキワクワク。ぜひご期待ください。


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もともとは、親子であったり、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒になって楽しく学べるような場所があったらいいよね、という声をたくさんいただきました。私も、子育てをしている世代の一人の親として同感であります。

そういう意味で、場所としてどういう位置づけにしたいかというと、子育ての支援機能というのが一つ。もう一つが、世代を越えて多世代で交流できる。大きくその2つの拠点にしたいと考えております。

わかりやすく言うと、武雄市図書館が従来の図書館と違って、たくさんの本に触れられる場所であると同時に、いろいろな方々が交流できるコミュニティの場所にもなっている。そういうところが、この図書館の魅力と考えておりますが、それと同じ発想であると考えていただいていいと思います。

こども図書館ですが、1階に入ると、みんなで木工教室をやったり、場合によっては市民の方で得意技をもっている方が、子どもたちに竹とんぼを教えたりと、いろいろものをつくることから学ぶというスペースがある。

そして奥に入ると本があり、そこでは子どもたちが本を探して読んでいる。

少し上に上がると、読み聞かせです。これは非常に大事だと思います。

さらに上がるとフードコートがある。フードコートも流行りだからやるわけではなくて、私も親として実感するのは、例えば子どもがアレルギーをもっているとか、様々な状況に応じて持ち込める場所をちゃんと用意しておく必要があると。そういう意味で、レストランではなくフードコートという形にする。それも、地産地消のものを使ったり、さらには料理教室をやるとか、食を通じて学ぶ、交流する。そういう場所にしたい。

そしてこれをきっかけに、武雄に住んでみたい、どうせ住むならやっぱり武雄で子どもを産んで育てたいと、そういう人たちを外から呼び込みたいと思っています。
いろいろ夢は膨らむばかりなんですけど、これは私のこの任期の中でも最重要の施策と考えておりますので、ぜひ多くの皆さんの力を借りて、すばらしいこども図書館にしていきたいと思っております。