こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

子どもの貧困対策首長連合総会 & 産官学シンポジウム!

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今日は東京で、子どもの貧困対策首長連合の第1回総会。あわせて、産官学による「子どもの貧困・教育環境格差に関するシンポジウム」。

今日の西日本新聞の1面トップ記事は、「(九州で)子ども食堂、1年で10倍超」。政府が子どもの貧困対策大綱を策定して2年になりますが、この問題は深刻な社会問題として日々取りざたされるようになりました。首長の皆さんも関心が高く、連合の参加自治体は172団体まで増加。今日の総会には、37自治体からお越しに。

互選で、不肖私が首長連合の会長を仰せつかることになりました。会長代行は、大阪府箕面市の倉田市長。副会長には、大阪府八尾市の田中市長、茨城県古河市の菅谷市長。長崎県大村市の園田市長。

そして、事務局長には、僕の方から無理をお願いして、市地方創生アドバイザーでもある樋渡前市長に就任いただきました。子どもの可能性を最大化するために取り組んでこられた教育政策の実績に加え、子どもの貧困対策は自治体間のネットワークだったり、NPOや企業との連携、国との連携が不可欠。そういう意味で私は樋渡さんが一番適任だと思い、思い切って相談したところ快諾をいただきました。

以上の強力な布陣を総会で了承いただき、その後国に対する首長連合としての決議(提言)を決定。

真摯に子どもたちの未来、町の未来に向き合っている仲間の皆さんの力を借りて、それぞれの自治体を、そして日本全体から貧困の連鎖を断ち切っていきたいと思います。

その後、産官学による「子どもの貧困・教育環境格差に関するシンポジウム」。おそらくこの試みは日本初。会場は200名近い人の熱気ですごかった。

現場からの意見、学術面からの示唆、行政への注文、企業の関わり方、当事者性をどう持たせるのか、さらには子どもの貧困や教育格差というワードを変えるべきといった話まで。また、島に配置されたテーブルでグループワークも。知を共有する場としてだけではなく、つながる場として。

今日のシンポジウムが、明日のアクションのきっかけになってほしい、その一歩の行動が日本を少しずつ良くしていくと確信しています。

首長連合との共催として、今回のシンポジウムの企画・運営を長い期間行っていただいた、リクルートの皆さんには、心から感謝します。ありがとうございました。

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