こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)のほぼ日活動日記です。元武雄市秘書課長。

NHKのど自慢は、まちづくりだ!

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NHKのど自慢は、やっぱりすごかった。

武雄市が合併して今年で10年。この記念の年に皆で盛り上がれるイベントとして、どうしても誘致したかったのが、こののど自慢。70年続くお化け長寿番組。

本番前日の土曜日に、250組による予選会。1組が約1分歌うペースで、計5時間の予選会。ステージで歌い終わった後は、小田切千アナウンサーが、参加者一人一人と面接。その上で、本番に出場する20組が決定されます。その後20組は、翌日に向け夜遅くまで準備。

この20組、歌が上手い順に選ばれるのではなく、若者からご高齢の方まで、職業も様々なら、エピソードも様々。今回だと「離れて暮らしている両親へ歌います」だったり、「結婚50周年、夫婦で出場します」だとか、「本日の最高齢84歳、元気の秘訣は毎日歌うことです」とか、一人一人を引き出すホロっとするエピソードが。ポートフォリオは完璧。で、この20組に関して、流れが一番面白くなるように曲順が決められていきます。

本番当日。生放送は12時15分から。でも会場でのスタートは11時45分。生放送までの30分間で、地元市長・NHK佐賀放送局長の挨拶の後、舞台監督による前説とカメラチェック。応援団の場所を確認。そして、小田切アナによる前説。

政治家はのど自慢には出場できないのと(ハガキを出しても落とされるらしい)、とにかく盛り上げてくださいと言われたことから、私の挨拶では、ゲスト吉幾三さんと川中美幸さんの歌をワンフレーズだけ歌わせていただきました。しかも、会場に手拍子まで要求(苦笑)。あの音響と空間の良さの中で、実に気持ちが良かった。会場の皆さんにも盛り上げていただき、感謝申し上げます。

NHKのど自慢のコンセプトは「明るく楽しく元気よく」。とにかく12時15分の生放送までに、舞台監督と小田切アナは、会場の緊張を解こうと、ジョークを飛ばしながら精一杯盛り上げます。その結果、生放送の直前にはすっかり会場が温まっており、20組の出場者の皆さんもリラックスして本番に。その技術たるや職人級。

本番は、会場の一体感がものすごかった。出場者20組の個性も引き出されて、会場は笑いと熱狂に包まれていました。まさに、完成された極上の参加型エンターテイメント。終了後は、ゲストによる歌披露など。吉さんと川中さんがデュエットされるなど、生放送後も色々な仕掛けが。

こののど自慢ですが、NHKの方は「20組の出場者の皆さんが一番の主役。でも、皆さんで作っていくもの。皆さんなしでは成功しない。」としきりに言われていました。

スタッフの方々も、本番までは前に出て盛り上げたりもしますが、いざ始まればすっと裏方に引く。小田切アナもゲストのお二人も、とにかく出場者を一番に、そして会場の皆さんが盛り上げることを第一に考えて行動し、発言する。会場の皆さんも参加者であり、盛り上げの主役。ホールの外にも、楽しめる様々なイベント。これら全体を支える、駐車場係やチケット係、誘導係、救護係など、多くの皆さん。でもこれって、まちづくりに似ていると思いませんか?

NHKのど自慢には、全員が参加し、全員に役割と居場所がある。それをつなげ、サポートし、運営するスタッフの専門性。まちづくりのたくさんのヒントが詰まっていると感じます。まちづくりのコンセプトも、結局は「明るく楽しく元気よく」なのかもしれませんね。

NHKの皆さん、応募ハガキを出された皆さん、会場にお越しの皆さん、テレビで応援いただいた皆さん、市役所のスタッフの皆さんなど、本当にありがとうございました。大成功、でした!

 

*のど自慢ギャラリー*

<本番前>

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<生放送本番>

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<会場周辺>

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