ボツワナから帰国
ボツワナという国をご存知でしょうか?
日本にはあまりなじみのない国ですが、南アフリカの北にある、ダイヤモンドで有名な国。欧米からはサファリへの観光客も多いそうです。
今日は青年海外協力隊として2年間、ボツワナに赴任していた諸石翔吾さん(武雄市)が帰国の表敬訪問に。
諸石さんは、観光開発ボランティアとしてボツワナのNGOに所属し、野鳥観光プロジェクトを立ち上げるという事業に従事されていました。
今日の表敬訪問は、私から一方的な質問攻め。自分にとって未知のことを聞くのは大好き。聞きながら一人ワクワク。
聞いた中で、ボツワナという国は・・・
・ダイヤモンドのおかげで、アフリカというイメージとは異なり裕福な国。多くの国民はスマホを持っている。
・もっとも地域格差はあり、地方部で若者の失業率が高い。ただ、ダイヤモンドのおかげで、生活保護など社会保障はしっかりしている。国として今後の課題は、多様な仕事をつくることと教育。
・日本よりも中国の存在感が大きい。ただし、日本の中古車はたくさん走っている。トヨタが多い。
・主食はトウモロコシ。ただ半乾燥気候なので穀物は育たず、野菜などもほとんど輸入。
・食は、外資(KFCとか)も多く入ってきているが、外資の料理と現地の料理をうまくミックスさせているのは、ボツワナの国民性。
食を見れば国民性がわかると言われますが、ボツワナの話を聞くと、日本と似ている気がしました。
諸石さんは、今後国内で地域づくりに関わっていきたいとのこと。ボツワナでの経験を活かして、今後のご活躍を期待しています。