こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

御用納め

今日は御用納め。

執務納め式で何をしようかと少し前から考えていましたが、今回は直球で職員の皆さんに語りかけようと。何を話すかは直前に決めますが、今日はこんな話をしました。(うろ覚えですが、だいたい合っていると思います(苦笑))

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皆さん、1年間本当にお疲れ様でした。

市長になって1年。慣れない僕を支えてくれて本当にありがとうございました。この場を借りて感謝します。

堅い話ばかりしてもつまらないので、えーっと、この中で『下町ロケット』を観た人は?(パラパラ手が挙がる)

じゃあ、NHKの連ドラ『あさが来た』を観ている人は?(パラパラ手が挙がる)

うーん、微妙ですねー。じゃあ、下町ロケットの話をしましょう。

観ていた人はご存知のとおり、このドラマ、佃製作所がバルブシステムを開発する話でした。社員たちは、必死になって開発しているけど、今日も前に進まなかった、昨日も今日も次の日も何も進んでいない。そんなつらい日々を送っていた中で、ある日バルブシステムが完成したわけです。

皆さんも同じかもしれません。昨日も今日も明日も変わっていない。そんな風に思うかもしれません。

でも皆さん、1年前の今の職場を思い返してみてください。職場がどんな風だったか、思い出してみてください。じゃあ次に、今日の職場や皆さんの仕事を振り返ってみてください。そこには大きな進歩があったのではないでしょうか。ぜひ皆さん、自分の胸に手を当てて振り返ってみてください。これが進んだ、これが変わったということが必ずあるはずです。それこそが、皆さんの進歩です。

皆さんの進歩は、市役所の進歩であり、武雄市の進歩でもあります。そして皆さんの進歩は皆さんの誇りでもあります。皆さん、自分のやってきたことにぜひ胸を張ってください。そして、来年もさらに進歩しようではありませんか。

ついでに、『あさが来た』の話もしましょうか。

このドラマ、広岡浅子さんをモデルにしたドラマですが、あさがあのように色々なことにどんどん向かえるのも、新次郎さんという旦那さんがいるからこそです。旦那さんが愛し続け支え続けているからこそなんですね。

職場も同じだと思います。共に笑い、共に悩み、共に喜び、共に泣く。仕事はチームでするものだとつくづく思います。支え支えられて仕事は進んでいく。チームで仕事をする。これからもぜひ大事にしてください。

最後に訓示らしいことを二点。一点目は飲酒運転厳禁。そしてもう一つは健康第一。仲間と飲んだり、麻雀したり、おしゃべりしたり、楽しく過ごせるのも健康があってこそ。

明日から6日間の休暇に入りますが、ぜひご家族、友人、帰省する友人もいると思いますが、そういう人たちと仕事を忘れてゆっくりとリフレッシュしてください。そして、また来年は、チーム一丸となって、「庁内一体」となって一緒に頑張りましょう。

1年間、ありがとうございました。

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思えば昨年の今頃は、市役所を辞めて市内を回っていました。あれから1年。本当にあっという間でした。この1年は多くの方の助けを借りながら、実に充実していましたし、年末年始の充電をはさんで、来年はさらに飛躍していきたいと思っています。

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