武雄町市長と語ろう会
昨日は、武雄町まちづくり協議会主催の市長と語ろう会。
市長と語る会と言えば、僕から30分ほど市政報告をし、その後質疑応答、というスタイルが一般的。でも、武雄町のまちづくり協議会は、グループ討議をして、皆でまちづくりを考えようというスタイルで開催。こういうやり方もあるんだなと。
しかも、昨日はハロウィン。仮装イベントという仕立ても。誰とは言いませんが、仮装が妙に似合っている人もいました(笑)
テーマは「新幹線を活かしたまちづくり」「地域コミュニティ」の2つ。僕から5分ほど話題提供をした後、6名程度のグループに分かれてワールドカフェ形式で話し合い。その後、各グループから発表。
僕からはこんな話題提供を。
◆新幹線を活かしたまちづくり
・武雄温泉ー長崎間は20分に。もしフル規格になれば、博多ー武雄温泉間も20分(現行1時間10分)に。やはりフル規格で。
・仕事や学業は別の場所でも、武雄に「住む」という選択肢が広がる。何ができる?
・「観光」。駅を出発点とした歩いて楽しいまちへ。どうする?
◆地域コニュニティについて
・自分たちのまちは自分たちでつくる、が大事。
・今後人口は減るが、一方で独居の人は減らない。居場所が必要かも。どうする?
・武雄町は特に核家族が多い。血縁や世代を超えて、地域で子どもを育てることは必要では?
なるべく具体的に、わかりやすく。話し合いにつながりやすい問題提起を心がけました。
その後、各グループから発表がありましたが、実に様々な意見が。ただ、時間の関係で全員の意見を聞くことができなかったので、皆さんの意見については、後日、今日の参加者だけでなく広くフィードバックして欲しいと、僕からまちづくり協議会へお願い。快諾を受けました。ありがとうございます。
改めて感じたのですが、特に地域コミュニティの話は、やはり区単位で特色を活かした取り組みを進めていくことが大事だなと。
実際、それぞれの区では素晴らしい取り組みがされていますが、ここを区の間でもっと共有して、いいなと思った取り組みはパクる。できる範囲で。例えば、永島区で行われている通学合宿。いきなり合宿は無理でも、まずは日帰りからできないだろうか、というイメージ。
パクりパクられるという関係が、各区をもっと豊かにしていくんじゃないかと思いましたし、その意味で昨日のような場が大切だと実感しました。
惜しむらくは、市役所の職員の参加者が数名だったこと。これは動員をかけていないことの証拠でもありますが(苦笑)、正直もう少し参加してもらいたかったなと。これは僕の力不足です。
市役所も、昨日の意見はきちんと受け止めますし、参加された皆さんの次の一歩につながっていければいいと思います。引き続き、一緒になってやっていきましょう。
参加された皆さん、企画されたまちづくり協議会の皆さん、本当にお疲れ様でした。