幻の焼き物「含珠(がんじゅ)焼」
武雄市西川登町に生まれた陶工の樋口治實氏が、明治時代に輸出用の焼き物として作った「含珠(がんじゅ)焼」。その14点を、樋口氏のひ孫である孝行さんと裕子さんから、昨日、武雄市に寄贈いただきました。本当にありがとうございます。
この含珠焼。明治時代に20年ほどしか作られなかったため、幻の焼き物と言われています。
そして、朝日新聞デジタルによれば、
光にかざすと透かし彫りの複雑な文様が浮かび上がる。明治26年に米国で開かれたシカゴ・コロンブス世界博覧会で特別名誉金賞牌、翌27年にはカリフォルニア冬季国際博覧会で特別賞(名誉金牌)を受賞するなど、国内外で高い評価を得た。
とのこと。今日浦郷教育長にも話しましたが、世界的にも高い評価を受けたこの幻の焼き物、ぜひ多くの皆さんにも鑑賞してもらえる機会をつくりたいと思っています。