水で地方創生〜若木町菅牟田区
この週末も市内各所に足を運びましたが、今日の午前中に行ったのが、武雄市若木町の菅牟田区で開かれた川まつり。
菅牟田区は、総戸数20戸、60人弱が住む山の中の小集落。1ヶ月前に眉山キャンプ場山開きで訪れた際、8月に川まつりがあるので、ぜひ来てくださいと言われ、今日を楽しみにしていました。
眉山キャンプ場に向かう途中にある竜王宮。ここは松浦川の源泉。樹齢200年のイチョウの木と、地元で大事に守られてきたお宮。
公民館に戻ると、そのそばで1ヶ月前にはなかった水汲み場を発見。
実は、この菅牟田区では、地元にもともとある自然湧水を活かして、自分たちの力で地域を盛り上げようと企画。県の地方創生交付金事業にも採択され、水の保全に加え、若木町の子どもたちの育成、さらには「水」で観光にまでつなげようとされています。
あるものを活かす。地元の手で。一石三鳥を狙う。これこそ地方創生。江越区長のリーダーシップと地区の団結力を実感。来年は、この湧水を使って、流しそうめんをするとのこと。若木町にある永野の風穴、川古の大楠と並んで、観光エリアになる可能性大ありです。
公民館では、地元の婦人方が用意された昼ごはんに舌鼓。だごも絶品。そしてそうめんには、やっぱりゴマしょうゆですね。薬味のミョウガも良かった。
市内を回っていると、若木町だけでなく、他の町でも自らの地区にあるものを活かしてまちづくりをしようという動きが、以前と比べて増えてきたように感じます。本当に嬉しい。武雄市内にキラリと輝く地区がたくさん増えていくのが、今から楽しみです。
(若木小学校の児童への自然学習体験や、竹細工教室も行われていました。)