長崎新幹線は絶対「フル規格」で
今日は、武雄市新幹線活用プロジェクトによる知事要望。内容は一言で言うと、長崎新幹線のフル規格化の実現。副島副知事に要望書を提出しました。NHKニュースはこちら。サガテレビはこちら。
九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の今の計画では、博多ー新鳥栖間は現在営業中の新幹線(フル規格)、新鳥栖ー武雄温泉間は在来線の活用(ミニ新幹線。山形新幹線や秋田新幹線と同じ)、武雄温泉ー長崎間はフル規格。そして、ここを車輪の幅を変更でき直通で走らせることのできるフリーゲージトレインを走らせようというもの。
新幹線の特徴は、高速性、安全性、定時性。しかし今の計画では、時間短縮効果はほとんどなく、ただでさえ踏切が多く冠水の可能性もあり安全面でも不安大。メリットが感じられません。おまけに、フリーゲージトレインの開発も止まったまま。
個人的なことをいえば、東日本大震災の復興支援で山形新幹線(ミニ新幹線)をよく使いましたが、降雪などによる運休の多さや130km/hといった速度など、色々思うところもあり。
佐賀県の山口知事も、佐賀の潜在力を活かす、人の流れを変える、そして世界に誇れる佐賀県にするといつも言われています。そのためには、武雄だけでなく佐賀県全体のためにも新幹線のフル規格は不可欠。山口知事の賢明な判断を期待しています。
私たちはこれまでと同様、引き続き全力で要望していきますし、ぜひ沿線自治体でも引き続き連携していきたいと思います。