こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

武雄の現代の陶芸家たち14

文禄・慶長の役で有名な名護屋城跡のそばにある、県立名護屋城博物館。

この博物館で現在、テーマ展「武雄の現代の陶芸家たち14」が開催中です。

陶器・磁器といえば、唐津焼や有田焼などが有名ですが、武雄も1590年代から400年以上続く陶芸の町。現在も90軒以上の窯元があり、県内では実は有田に続いて窯元が多い町なのです。

そして、1610年代以降に作られた「古武雄」と呼ばれる作品は、力強く豪快かつ斬新。文様も多彩で「江戸のモダニズム」とも呼ばれています。

そんな精神を受け継ぎ、今も創造性豊かな作品が作られていますが、この展覧会も人間国宝の中島宏先生をはじめ、力ある多くの作家の作品が一同に集結。見ていて息を呑みました。

6月28日(日)まで開催。館長によれば、GW中は県外、特に関西からの旅行客が多かったとのこと。名護屋城跡や博物館、呼子のあとは、武雄温泉に泊まって翌日窯元めぐりなんていうのはいかがでしょうか?県外の方もぜひお待ちしています。

f:id:taddakomma:20150508214138j:plain

(室内は撮影禁止だったため、入口の写真で)