こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

子育て支援者交流会

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今日の午前中は子育て支援センター主催の、子育て支援者交流会に出席。吉牟田センター長は相変わらず元気、元気。

この交流会は、武雄で子育てに関わっている皆さんが一同に会し、お互いの活動を情報交換しあう場で、年に3回開催されています。会場には、まさに老若男女バラエティに富んだ皆さんが集合。武雄の子育て支援の層の厚さを実感。

僕からは前座でミニ講演をさせていただき、こんな話をしました。

(1)

子育てとは、現場で特定の父親、母親にじっくりと向き合うこと。最近のマーケティングでは1000人を対象に1回調査をするよりも、10人の生活を1年間追跡したほうが本当の課題が把握できるらしいが、子育て支援も同じ。子育て中の1人の親にじっくりと向き合う中で知った悩みこそが本当の課題。なので、現場の皆さんが一番課題を把握している。市の子育て支援は、大上段から構えるのではなく、皆さんの声を聞きながら、課題を1つずつ解決していきたい。

(2)

いわゆるNPOには、現場で活動するNPOの他に、NPOを支援するNPO(中間支援団体)がある。中間支援団体は、情報提供や研修、団体同士をつなげるのが仕事。子育て支援も同じで、武雄のボランティア団体にはめいっぱい活動してもらって、団体間の横のつながりを子育て支援センターがつくるといったイメージ。

今回の交流会では、同じテーブルになった人同士で情報交換をしてもらって、例えば1か月後には一緒に事業に取り組んでいるような、そんなつながりを武雄市ではたくさん作っていきたい。

子育てサポーターなどから取り組みの説明があった後、グループごとに意見交換。僕も加わって話を聞きましたが、テーブルには学校長、婦人会、放課後児童クラブ、司書、サポーターなど多士済済。またじっくりと話を聞いてみたいと思っています。

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