地域の活動こそが地方創生
今日は、武雄町の小楠区自治公民館落成式に出席。昭和34年築のこれまでの公民館を見事に改築。公民館に入った瞬間、地域の皆さんの思いが随所にこめられた施設だと実感。
自治公民館の改築は、市から少し補助があるものの、基本的には地域の浄財で建設されます。そういう意味で、寄付集めなど地域で相当尽力されたことは容易に想像できる。山口区長はじめ関係者の尽力には頭が下がります。
今日の挨拶では、僕も3年前に行った鹿児島県鹿屋市のやねだん集落の話をしました。やねだん集落は、集落で作ったさつまいもで焼酎をつくったり、韓国への輸出用とうがらしをつくるなど、自ら稼ぐ集落として有名。石破地方創生担当大臣も、やねだんを地方創生のモデルとして取り上げています。
もともと地域活動や伝統芸能の継承に積極的な小楠区。地方創生とは、決して自分とは縁遠い話なのではなく、そういった活動こそが、まさに地方創生なんだと思っています。そして、それは小楠区だけではなく、武雄市内の各区で行われている活動も同じこと。そのような活動を、市としてもサポートしていきたいと思っています。