小学1年生がプログラミング作品を発表
今日は、山内西小学校1年生のプログラミング作品発表会。これまでの7回の授業でプログラミングして作った作品を、生徒全員がみんなの前で発表。みんな堂々と発表していました。そして、作品が発表されるたび、会場からは「おー!」「いいねー」「かわいい」といった声も。
個人的な感想としては、子どもたちの楽しそうな表情を見ていると、ものづくりの楽しさを実感してもらえたかなと。ゲームをはじめとして商品を消費したり、あるいはネットを活用・編集することが多い世の中で、自分の頭で考え、自分の手でものをつくるという面白さ、楽しさを感じる経験は本当に貴重だと思います。
また、生徒全員の作品の中身が、一つとしてカブるものがなかったことにも驚き。皆が同じものをつくるのではなく、みんな違っていいんだ、自分の強みはこれなんだ、という思考がベースになっているのは、花まる学習会との官民一体型学校とも通じるところがあり、私たちが目指す教育にもつながっていると思っています。
論理的思考力や問題解決能力、コミュニケーション能力、ストーリー形成力など、21世紀を生き抜くのに必要な力を育むための方策の可能性として、昨年秋からプログラミング教育の実証研究をやってきました。今回の取り組みについては、今後きっちり検証していきたいと思っています。
終わった後、DeNAの南場さんが言っていましたが、このプログラミング教育をいい形で進められたのは、DeNA、東洋大学、武雄市教育委員会と山内西小学校が、現場重視と対話重視のドリームチームとして一体だったからこそ。皆さんの奮闘に対して、心から感謝します。