こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

9月議会予算案を発表しました

今日は9月議会に提出する議案の記者会見。

この議会に提出する予算案の主なものは次の4つ。

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バリアフリーと言われて久しいですが、大事なのはハードだけではなくソフト。障がい者や高齢者の皆さんのマインドを学び、アクションにつなげることが大切。

僕自身、以前、車椅子に乗る方と一緒に写真を撮る際、僕も彼と目線の高さをそろえて座った方がいいのか、あるいは立ったままでいいのか、すごく迷ったことがありました。そして相手の方に尋ねたところ、「立ったままでいいですよ」とのこと。そして「そういう時は遠慮なく聞いてもらっていいんですよ」とも。

皆さんもこれに似た経験はないでしょうか。僕たちは、無意識のうちにこうした方がいいと思い込んでしまうこともあるし、あるいは迷った挙句結局、尋ね切れないこともあったりする。

そういうことを、武雄市役所から変えていきたいと思っています。そして、このマインドとアクションが「どんな境遇であっても、誰でも可能性とチャンスがあるまち」につながると確信しています。

今回は、嵐の櫻井翔さんも受けたユニバーサルマナー検定を、全職員受講、そして取得を目指します。これは全国の自治体で初の取り組み。

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武雄市では、学校に通えない児童生徒については、自宅と学校の橋渡しとして通級指導教室(スクラム)がありますが、通級指導教室に通えず自宅にいる児童生徒もいます。

もし学校に戻ったとしても、課題になることの一つが勉強がついていけないこと。そういう子どもたちにも、今の学力に応じた習熟度別の学習の環境を提供したい。全ての子どもたちに学びの環境を。そして未来の可能性を。ICTとタブレット端末を活用して、指導員+アプリ+家庭訪問のモデル事業を行いたいと思います。これは県内初。

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昨年6月から武雄市北方町西宮裾で、西宮裾緑の会の皆さんのご協力のもと、榊の栽培を行っています。

榊の90%は、実は輸入物。国産榊の販売、里山保全、生きがい創出の一石三鳥を狙う事業を進める上で、ここは市内各所に榊を供給する榊の供給基地。しかし、苗木を供給できるのは2年後から。

一方で、市民の皆さんから自分たちも是非榊を植えたいという要望が多数。そこで、事業を加速するため、榊の苗木の購入補助金を創設したいと考えています。

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この4月にシティプロモーション室を設置し、シビックプライドの醸成に取り組んでもらっています。今回はそのための予算案を計上。

他にも災害復旧事業などの予算案を計上しています。9月議会も、議員の皆さんと活発な議論ができればと思っています。

・提出議案一覧(PDF)→
http://www.city.takeo.lg.jp/…/2…/files/201609gianichiran.pdf