こまっちゃん、走ります!

武雄市長 小松 政(こまつ ただし)の活動日記です。

さがびよりオーナー制、シンガポールからモニターツアー

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今日は、シンガポールからの観光客の皆さんに、アクティビティ観光の一つとして、武雄市橘町で「さがびより」の稲刈り体験をしてもらいました。

さがびよりといえば、6年連続で特A評価を受けているブランド米。

武雄市では、外国人を対象として、さがびよりのオーナー制をやろうと思っています。その一環として、まずは外国人観光客の方にモニターとなってもらって、果たして彼ら彼女らのニーズにどこまでマッチするのか把握したいと思っていました。で、今日がそのモニターツアーの日。

じゃあ、そもそも、なぜ僕たちが、さがびよりオーナー制度をやろうと思ったのか。

今、政府では農産物の輸出を促進したいと考えていて、僕たちも米などの輸出をしたいとずっと思っていました。でも、実際シンガポールのスーパーなんかを見ると、棚の多くは北海道産で占められていて、シンガポール事務所を持っている武雄市であっても、今からそこに入り込むのは相当難しい。

一方で、シンガポール事務所の笠原所長の営業努力により、武雄にはシンガポール富裕層がツアーの一行程として訪問するようになっている。

さらにいうと、シンガポールはご存知の通り土地が狭く、私的財産として土地の所有ができない。また、農産物は隣国マレーシアなどからの輸入にもっぱら頼っていて、シンガポールの人たちが実際に農業を体験することはほぼ皆無。さらにいえば、富裕層の人たちは、自分の子息にそういう体験こそさせたいと思っている人も多いとのこと。

そんなことを考えると、武雄に来ていただく富裕層の外国人観光客に、田植えや稲刈りもセットで田んぼのオーナーになってもらい、そこで収穫された米を本国に送るのはアリなのではないかと。笠原所長のアドバイスでそう思うに至りました。

すなわち、インバウンド観光を活用した新しい農産物の輸出モデル、それによる農家の所得向上、また、田植えや稲刈り体験といったアクティビティ観光の提供によるインバウンドの促進、さらには、国を超えた人と人との交流。これらを全て両立できるのではないかと考えたわけです。

で、今日のモニターツアーの評判は上々。シンガポールから6名のお客様をお迎えして、鎌やコンバインでの稲刈り体験やさがびよりの試食などを行いましたが、皆さん「エキサイティング!!」「ワンダフル!!」とおっしゃっていました。

こういうことにチャレンジできるのも、シンガポール事務所という現場があるからこそ。今回のモニターツアーを踏まえて、来年度はさらに本格実施をしていきたいと思っています。

多大なご協力をいただきました橘町の皆さん、旅行会社の皆さん、市役所の皆さん、シンガポールの笠原所長には心から感謝申し上げます。 

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武雄競輪場「オッズパーク武雄」リニューアルオープン!

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本日午前9時、武雄競輪場オッズパーク武雄」がリニューアルオープン。

上が佐賀新聞の全面広告(掲載許可をいただいています)。そして、今日の佐賀新聞の記事にもありましたが、朝からオープニングセレモニーを行いました。会場は、国会議員の皆さんをはじめ多くの来賓の皆様、競輪ファンや市民の皆さんで大賑わい。

新しくなった競輪場は、エコでコンパクト。完全分煙、キッズルームやフードコートを設けるなど、キレイで心地よい空間に。さらに、ソフトバンクグループであるオッズパーク様のネーミングライツにより、wifiなども完備。

今後、女性の皆さんや子どもたちにもぜひ足を運んでほしいと思っています。今日来場された方からは、競輪場としてだけではなく、こどもイベントや会合などでも使えますね、と言われました。まさにその通り。

あと、力を入れたいのがインバウンド。特に武雄市で増えてきている韓国からのお客様にもぜひ楽しんでもらえる観光施設にもしていきたい。施設内のサイン表示は日本語、英語に加えてハングル語にも対応。ハングル語のマークシートも順次導入していきます。

従来のファンの皆さんに楽しんでいただける場所であるだけでなく、全く新しい価値を生み出したい。

僕自身、昨年からそう言い続けて、競輪事業所の皆さんが本当によく頑張ってくれました。今日から武雄競輪の第2ステージが始動。市議会、競輪関係者、地元関係者、施工事業者はじめ全ての皆さんに感謝申し上げます。

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日本ハードメタル株式会社九州北方工場が開所

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今日は日本ハードメタル株式会社九州北方工場の開所式。先日の大同メタル工業株式会社に続き、武雄北方インター工業団地に進出。敷地面積2.3haを有する新工場の開設により、この工業団地は全て稼働となりました。

小野社長はじめ会社の皆様のご英断、そして地権者や地元の皆様にも大いなるご協力をいただいたことに感謝申し上げます。

日本ハードメタル株式会社は、平成2年に武雄市橘町に進出されて以来、4半世紀にわたり地元雇用の創出をはじめ、いろいろと取り組まれてこられました。そして、世界に通用する超硬合金の技術、さらには先の世の中を見据えたチャレンジにより、今後の事業拡大が見込まれています。

今日は、イベントとして熱気球の試乗も。佐賀といえばバルーンフェスタ。親会社であるOSG株式会社さんが熱気球の応援もされていることから実現したもの。あと興味深かったのは、OSGさんが社会貢献活動として宇宙ゴミの撤去事業を応援されていること。将来を見すえた行動は、実に参考になりました。

御社の今後の益々の発展をお祈りいたします。本当におめでとうございました。

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天皇陛下への献上米を収穫

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今日は、素晴らしい秋晴れのもと、武雄市武内町松尾谷地区で、宮中の新嘗祭への献上米を収穫する抜穂式。

武雄が献穀田となるのは実に30年ぶり。地元では昨年から準備に取りかかり、今年に入ってからは播種式や御田植式などを経て、そして本日、実に豊かに実ったさがびよりの刈り取りが行われました。今年は天候不順でしたが、関係者の皆さんのご努力で、重みのある素晴らしい実り。

式が終わった後、献穀者である小柳六郎さん(下記写真)から挨拶。小柳さんの口から発せられる一言一言に、会場一同感動の渦。

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JAの小池理事のリーダーシップで武内町で献穀田をという話になった際、その真面目で実直な人柄から「六郎さんしかおらんばい」と、満場一致で献穀者に選ばれた小柳さん。今日の彼の挨拶を聞いて、これは一人でも多くの人に知って欲しいと思い、彼が読んだ挨拶文を特別に入手。その一部がこちら。

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小柳さんは「自分が体験したことを述べただけ」と謙遜されていましたが、一人でも多くの人に読んでいただきたい内容。この精神こそが、旧武内村、武内町、武雄市、そして佐賀県の誇りだと思います。

今日刈り取った稲は、乾燥などを経て、10月末に宮内庁に献上する予定。稲穂の豊かな実りは日本のこれまでの繁栄の礎。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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(地元の小学生も刈り取り体験に参加)

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麻生公務員専門学校で講演

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昨日は、福岡にある麻生専門学校グループの一つ、麻生公務員専門学校で講演。

麻生といえば、福岡にある公務員専門学校の中でも生徒数圧倒的シェアを誇る学校。

そんな場所で、ご縁があって僕が講演させていただくのは甚だ恐縮モノ。でも、このような機会を与えていただいたので、熱量を注いで話しました。

会場には、200名近い生徒や講師の皆さんが。地方行政のこれからのキーワードとして「組む」「スピード」「市民一人ひとりの力を引き出す」「半歩先を見せる」「居場所と可能性を作る」「尖る」「あるものの強みを活かす」「面白さの競争」などを話しましたが、最終的に一番言いたかったのは、「武雄市は職員でつくられる」ということ。

そうなんですよね。僕たちにとって一番大事なのは人、すなわち人材。これが全てだと言っても過言ではない。

だからこそ、企業誘致も大事ですが、未来の武雄市職員を探すためのトップセールスというのも同じくらい大事だと思っています。

講演の後、活発な質疑応答が。手が上がったのは男性ばかりで、これは意外。

生徒A:反発がある中で政策を進めていくにはどうすればいいか?

僕:まずやってみて、失敗したら潔く謝る。もちろん、やる前には納得してもらえるよう十分動くのは大事。うちの職員はこのへんも粘り強くやってくれて助かっている。

生徒B:市長が欲しいと思う人材は?

僕:まずは「やりたいからやる」という思いがある人。あとは「市民のため」という言葉を使わない人。「市民のため」という抽象的な言葉でつくる政策は、結局誰のためにもならない。それよりも、隣のおばあちゃんの悩みを解決するとか、顔が見える人のためにやった方がよっぽど良い政策になる。おばあちゃんの後ろには同じ悩みを抱えている人が何十人、何百人と必ずいるはずだし、何より自分のモチベーションも上がる。

こんなやりとりが続きました。

あとすごかったのは、麻生塾の社員の皆さんの思いの強さや能力の高さ。大いに刺激を受けました。参加いただいた皆さん、大変お世話になりました。またいつでも呼んでください!

(※写真は、麻生塾のご了解をいただいたものを掲載しています。)

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運動会日和!

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今日は敬老会や運動会などに参加。特に運動会は、先週雨で順延となったこともあり、4つの町区で和気あいあいと行われました。

若木町では、消防団のホース巻き競争に参加。中腰でホースを巻くのに悪戦苦闘しましたが、楽しかった。ありがとうございました。

やっぱり運動会は、地域の絆を確かめ合う行事だと実感。参加された皆さんや準備や運営に携われた皆さん、本当にお疲れ様でした!

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(武内町での入場行進)

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(武内町での入場行進その2)

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(小学生手書きの応援メッセージ)

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(ちなみに、TDRは多々良(ただろう)区の略です)

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(全力疾走、真剣勝負)

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(全力疾走、真剣勝負その2)

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消防団ホース巻き競争。うまく巻けてませんが、勝負には負けました)

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武雄市消防団第3分団と記念撮影)

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(ホース巻き競争の後。足ガクガク)

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(ホース巻き競争での隣のレーンのライバル)

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(和気あいあい)

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(保育園児も頑張ってました)

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(大人も負けじと頑張ってました)

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武雄市消防団第2分団第1部(高橋)の皆さんとコーラで乾杯)

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(頑張れ!)

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(朝日小学校のみんなと)

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(昼ご飯で乾杯!)

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(キロ3分19秒で走るらしいです。勝てません)

秋空に高く舞う!

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秋分の日の今日、武雄市内では各所で行事やイベントが。僕は一日中、民俗芸能の奉納行事を回りました。10か所以上は訪れましたが、どこも特色があって本当に面白い。優美、勇壮、素朴、力強さ。この多様性が武雄の魅力。

各地域では、1ヶ月以上かけてお師匠さんのもと練習を重ねてきました。そして、踊り手だけでなく裏方も含め、みんなそれぞれ役割分担して今日の本番が成り立っている。子どもたちにもその伝統が脈々と受け継がれている。

こういう祭りこそが地域の絆を強くするんだと改めて強く感じました。皆さん本当にお疲れ様でした。

今週末も市内では様々なイベントが開催されます。変わりダネでは、保養村で「タイコクラブ」という音楽フェスも。シルバーウィークはぜひ武雄にお越しください。

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